【手術当日〜まず右目〜】

いよいよ手術当日をむかえたマグナムですが、
高鳴る期待と、絶え間ない不安の板ばさみでした。

電車の中でもキップをにぎる手が何気に震えてました。
そういえばあのころはまだパスモがなかったんですね。
つい数年前なのに…。

そんな思いを胸に抱き、病院に到着して、
手術ルームに入りました。

待機部屋に案内されて、まずは麻酔の目薬を点眼しました。
そこで10分くらいだったかな?
じっくりと安静にするように言われました。

そういえばこの時、「鎮静剤」みたいなものを飲みますか?といわれました。
何でも手術直前の不安に耐え切れず錯乱する人がたまにいるそうで…。

マグナムはびびりです。
遠慮なくいただきました。

そして、いよいよマグナムの番になりました。
大人気の手術だけあって、手術部屋からマグナムの前に受けたひとが
搬送されていく様子が目にうつりました。

「俺の番か…!」

いやが故にも胸が高鳴ります。
ドクンドクン!!!!

きっといつかリングにあがったらこんな胸の高鳴りを
経験するんだろうな…なんて考えたのを覚えています。

そうこうしているうちに手術台の上に乗せられ、
軽く体を固定されて、顔の部分を特殊なシートでグルグル巻かれました。

術部である右目の部分だけ、パカッ!と開いている感じです。

看護師の方が、チューブをマグナムの右目に向けて、
中の液体を放出してきました!

どうやらもうひとつの麻酔のようなんですが、
皿を水で洗うかの如く大胆にかけてきました。
マグナムはMなのでこういうの嫌いじゃないです。

そして、そのあと、瞬きができない状態にガッチリ固定されて、
いよいよレザーを待つばかりです。

担当医がやってきて、
「大丈夫ですよ!すぐ終わります!」

確かこんな声をかけられた記憶があります。
いよいよ手術がはじまりました。

ウィイイイイイイイイイイイインンンン!!!!!

ものすごい機械音がけたたましく、音を上げて
マグナムの耳に襲い掛かります。
レーザー治療だけあって、機械も本格的です。

「レーザー放射します」

こんなセリフ言ったかな?

次の瞬間、無防備にも抵抗できない状態にされた右目向かって、
天国か?地獄か?どちらに連れて行ってくれるかも
わからないレーザーが襲い掛かりました。

ジジジジジジジッッ!!!!!!!!!!

「焦げ臭い…あっ、俺の目玉の焼ける臭いか。。。」

リアルでした。あの臭いは本当に。
なんともいえない、世界に一つだけの香りです。

「残り30秒!」

医師がカウントをとります。
やたら長く感じます。

本当に時がとまったかのように、
ゆっくり、ゆっくり感じられ、
1秒1秒の重みがマグナムの目にのしかかりました。

痛くはないんです。 麻酔きいているから。

でもなんというか不思議な感じで、 決して心地よくはなく、早く終わってほしいのが本音。 そんな手術でした。

「5、4、3、2、1…終了!」

マグナムは戦い終えました。
しかし、ここで不幸が襲いかかります。

術後に、眼球を保護するために、特殊なレンズを装着されるのですが、
なんと恐ろしいことにちょっとずれて装着されてしまったのです。

待機部屋に戻されたマグナムですが、
目が痛くて痛くて痛くて痛くて痛くて…!

頭にまでツンザク痛みでした。
さすがに付き添いの看護師もこれはおかしいと思ったらしく、
急遽、担当医師の部屋に連れて行かれました。

そこで先ほど書いたように微妙にレンズがずれていたことが発覚。
すぐに治してくれたので、痛みは和らぎましたが、
あれは本当に勘弁してほしかったですね。痛いもん。

麻酔がきれないうちに早く帰宅したほうがいいとのことなので、
その日は即効で帰宅しました。

続きはこちら


マグナムが手術をした病院はこちら
(できれば全ページ読むまで見ないでください)

TOPに戻る